観光需要の拡大を図る「全国旅行支援」が始まって1か月。観光地ではにぎわいを見せている一方、全国旅行支援の受け付けをいったん取りやめている旅行会社が出ているといいます。
■レジャー志向強まる…県外からの観光客でにぎわう
10月11日にスタートした全国旅行支援。大分県別府市にある城島高原パークは平日にもかかわらず大勢の人が訪れ、にぎわいをみせていました。
(来園者)「福岡市東区から来ました。楽しかったです」「新婚旅行で東京から来ました。(全国旅行支援を使って)泊数が何泊もできたのでそれは贅沢だなと思います」

城島高原パークでは10月の来園者数は、天候に恵まれたこともあり、去年の同時期と比べ1割増加し、およそ4万4千人が訪れました。
(城島高原パーク・佐藤啓一統括副支配人)「コロナ禍から少し脱してきたという機運も高まってきた感じがします。そこに全国旅行支援の後押しが少しありまして、皆さんのレジャー志向というのは強まって来たんじゃないかなと思ってます」