今年は九州北部から近畿地方にかけて観測史上最も早く梅雨が明けました。各地でも熱中症警戒アラートの発表、関東でも異例の真夏日や寝苦しい熱帯夜も続くなど早くも真夏のような気候がスタートしています。(アーカイブマネジメント部 萩原喬子)
東京 6月の真夏日記録更新!!異例の暑さが続く
ここ数日、関東地方はまるで梅雨明けしたかのような厳しい暑さに見舞われています。特に東京では6月の真夏日(最高気温30℃以上の日)が13日という驚くべきペースで増え、観測史上最多を記録しました。

東京の6月の真夏日を振り返ると、これまでの最多記録は1894年と1979年の10日でした。
1979年には、茨城県にある湖・霞ヶ浦周辺で真夏日が9日続き、記録的な猛暑の影響で大量のアオコが発生し、湖が緑色に染まってしまう異常事態になっていました。これは水温上昇が原因でプランクトンが異常繁殖した結果でした。
