鹿児島空港の駐車場の混雑解消へ向けた検討会が開かれました。
羽田以外の地方空港で国交省が検討会を開くのは初めてです。
鹿児島空港にはおよそ1600台分の駐車スペースありますが、空港連絡バスの減便などで週末や連休などを中心に満車状態が続いています。
非公開で行われた30日の検討会には国土交通省や県、鹿児島空港ビルディングの関係者らが参加しました。

国交省によりますと、会議ではほかの空港で実施されている繁忙期に料金を変える案や立体駐車場化を含めた駐車スペースの拡大を検討する意見などが出たということです。
(国土交通省大阪航空局 比嘉直哉空港管理課長)「周辺駐車場の活用や、いま行っている(対策の)更なる取り組みを進めていく。抜本的な取り組みとして立体駐車場かも含めて今後検討していくという発言があった」
今後、検討会は月1回程度行われ、秋の行楽シーズンをめどに対策の方向性を出したいとしています。