一方、上級生のクラスでは。
生徒:「ボリュームを出したくてみんなで新聞紙でくしゅくしゅしてボリュームを出しました」
過去2年間、経験を積み重ねてきた3年1組。
フォルムのバランスはもちろん、生地のつなぎ目で模様がずれないようにするなど、細かい部分まで工夫が凝らされています。
3年生にとっては、今回が高校最後のファッションショー。ウォーキングの練習なども行い、演出にも余念がありません。
本番当日、ショーの開始まであと1時間。衣装の最後の仕上げや、ヘアメイクに取りかかります。

「(あと1時間後にショー始まるけど?)結構やばいです。間に合わない。割とやばいです。これは最後のメインの衣装なので」
一方、運営側の三ツ井さんたちは、下級生の係員に本番の動きの指示を出すなど準備に追われています。
いよいよファッションショー開演。本番のステージに立つのは、各クラス4人から7人のモデルで、発表時間は3分から5分。

衣装の完成度や演出の表現力などクラスごとに競い、上位2クラスに与えられる優秀賞を目指します。

3年1組の生徒:「みんなで必死になって作り上げてきたので、その思いを背負って歩いていきたいと思います」
トリを務める3年1組のステージが始まりました。

高校最後のステージを堂々と歩き切りました。
3年1組の生徒:「最後だから悲しい気持ち…だけど…がんばれて良かったです」
三ツ井爽羅さん:「堂々としていて観客の皆さんに、輝く未来が伝えられたのではないかと思います」
ショーの結果は30日発表され、3年1組が優秀賞に選ばれたということです。