霧島連山の新燃岳では27日午前噴火し、現在も連続噴火が続いています。

(記者)「こちら南東方向にきょうは灰が流れてきている。ご覧のように高千穂の峰全体が白く霞んで見える」

気象台によりますと、新燃岳は27日午前10時半ごろ噴火し、噴煙が火口から300メートル上がりました。この時間も連続噴火が継続しています。

(地元住民)「あれがこっちにくると大変」

(地元住民)「びっくり。2011年を思い出す。怖い」

噴火警戒レベルは3の「入山規制」が続いていて、気象台は、火口から概ね3キロの範囲で大きな噴石に、概ね2キロの範囲で火砕流に警戒を呼びかけています。風下側では火山灰や小さな噴石に注意してください。窓ガラスが割れるなどの空振にも注意が必要です。

なお、今夜噴火が発生した場合、降灰は火口から南東の霧島市、曽於市、志布志市に予想されます。