「世界」に向け新たなレシピ開発 課題も…

世界大会まであと10日に迫ったこの日、2人はのりだれをPRするための新たなレシピ作りに励んでいました。

久保田さん夫婦:「このリゾットに関してはヴィーガンの人が食べられるヴィーガン向けみたいな感じで1品だけは作りたくて…」

何度も試食を繰り返し味を調整します。

出来上がったのが、リゾットとたまごフィリングをのせたパン、蒸し牡蠣の3品で全てにのりだれが使われています。

これで完成かと思いきや、ある課題が…

久保田靖朗さん:「前回の日本大会は、シラス丼を開けたときの感動があった。わーみたいな、これ美味そう、それがない…」

久保田靖朗さん:「大会は2分間のプレゼンと10分間の試食で決まるので印象がすごく大切。」

ここまで妥協を許さないのには理由があります。

久保田靖朗さん:「世界的にみると海藻はSEAWEEDといって海の雑草なので食べたくない汚いもののイメージがある。世界に対して新しくノリの概念を提案するのが今回の世界大会の大きな焦点になる。」