対策は「できることから」

講習会に参加した一人、約30頭を飼育する糸満市の繁殖農家は、牛伝染性リンパ腫について、先代からこう教わってきた。

糸満市内の繁殖農家
「1頭いたら全部いる、という考えをしなさいと私は言われていた。ただ発症するかしないかは牛の個々による。みんな(ウイルスを)持っているもの、と捉えていました」

「そういうのが出たよ、となったら周りの目はどうしてもあると思うんですけど、(牛の病気は)白血病だけに限らない。 それだけのために牛舎(の対策)をどうこう、というわけではなく」

しかし講習会を受けて、出来ることから対策しようと検討している。

「今できることといったら、サシバエ対策。ネットとかもあると言っていたので、問い合わせしてみようかなと思います」