セリで取引が成立した後に肥育農家のもとで発症し、セリ場が補償するケースも相次ぐ。黒毛和牛となる子牛の9割を県外に出荷しているなかで、県内の繁殖農家は影響の拡大を恐れている。

子牛の繁殖農家
「沖縄は子牛販売で飯を食ってるので、県外の購買者が来なくなったら、すぐ子牛価格が落ちるんですよ」
「どこから手をつけていいのか、農家としては」
「母牛が高リスクだった場合は、もしかしたら(子牛が)すぐにでも発症する確率は高くなる?」

獣医師 高山和巳氏
「最近は早くて130日齢で発症とか、1歳を待たずに発症する例が出てきている」

講習会では質問が相次いだが、検査を繰り返す労力やコスト負担への懸念も出た。