ボリューム満点のメンチカツにとんかつ。人気の理由は肉にありました。
最新の設備を導入した「スマート畜産」を取材しました。

あらびきのメンチカツに、食べ応え満点のとんかつ。綿半スーパー千曲店の総菜です。人気の理由はボリュームと、肉そのもののおいしさにあるといいます。

綿半千曲店専属シェフ 山崎勇人さん:「綿半ファームのお肉なんですけど、とても脂のうま味もありますし、くちどけの良い脂身になります」
ホームセンターやスーパーを手がける綿半は、3年前に養豚事業に参入。さらに6月からは、新しい養豚施設を稼働させました。
それは山あいにあります。新たな豚舎は、1万1千平方メートルの敷地の奥にあります。

綿半ファーム社長の屋ケ田光一さんが、稼働直前の新しい養豚施設を案内してくれました。

綿半ファーム 屋ケ田光一社長:「豚がここの部屋に入っていきます」
建物の中には、350頭を飼育する部屋が2つ。それが4棟あるので、施設全体では最大2800頭を飼育できます。
綿半ファーム 屋ケ田光一社長:「13日に初めて豚を入れるんですけどそうなったら(人は)一切入れなくなります」

人が入らない養豚。それを可能にするのは、「スマート畜産」です。
IT技術を活用し、さらにストレスの少ない環境で豚を飼育します。