大分ー台湾便の就航によって、九州では長崎を除くすべての県で台湾路線が展開されています。

九州の観光動向に詳しい専門家は、周遊観光による波及効果が大きくなると分析します。

九州観光機構海外事業部 徳本裕子部長:
「インとアウトで空港が変わるツアーができるほか、発着便以上の入り込み客数が増える可能性を秘めていると思っています」

大分ー台湾便は現在、毎週水曜日と土曜日に運航しています。就航から2か月、現在の運航状況はどうなっているのでしょうか?

黄世恵会長:
「現状は約80%の搭乗率ですが、まだ知名度が低く、もう少しがんばらないといけない」

一方、台湾便の運航期間は10月25日までとなっています。

黄世恵会長:
「搭乗率80%以上を維持できれば、そのまま運航できると思います。搭乗率90%だと足らない感じなので増便も考えられますね」