氷見への思いも胸に 新天地で再出発

地震から約1年半。富山駅に近い場所で国内外の観光客を呼び込もうと、拠点を富山市へ移し再出発しました。
オープンからちょうど1か月の6月1日。
茨城からの宿泊客
「(にぎやかな笑い声)」
「最高でした。また来ます」

茨城県から本田さんの親戚が友人を連れて宿泊に訪れました。
茨城からの宿泊客
「氷見の方でオーナーさんが経営していたのをネットで調べて。行こうと思ったのですが被災になっちゃって、こっちに移転したということで、少しでも応援できたらと」

オルゲストハウス&サウナ 本田昌平代表
「体感としてずっと開店準備をしているような感じで。やっと自分のイメージしていたものが形になったというか」
前の宿と同じく本田さんが目玉とするサウナも設けられています。
オルゲストハウス&サウナ 本田昌平代表
「サウナは絶対にいれたかった。富山は銭湯も多いのでサ活が楽しみやすい場所。この宿がサ旅の終着点なればいいかなと」

茨城からの宿泊客
「熱かったですね。最高ですね」
「気持ちよかったです」
「やっぱり朝さっぱり汗が流せて、こういうホテルは最高ですね」
新しい宿には氷見市の宿と富山湾、立山連峰が描かれた絵を飾っています。

本田さんはこの絵に「氷見を忘れない」という思いを込めました。
オルゲストハウス&サウナ 本田昌平代表
「氷見に行ってほしいです。地元の人しか知らないようなおいしい食材やお店、時間がゆっくり流れる感じ。あれを体験して、ここに戻ってきて。そういう感じで富山を満喫してもらえたらすごくうれしいです」

一度折れた心を奮い立たせ、再起を誓った本田さん。夢の続きが始まりました。