開封してみよう

開封してみると…
オブラートで包まれた茶色い棒状のお菓子が出てきました。【画像②】

【画像②】オブラートで包まれている北海道のきびだんご。

オブラートで包まれた菓子といえば、岡山に生まれ育った筆者にとっては、「ボンタンアメ」が代表格(鹿児島銘菓ですが)。キャラメルのような弾力があり、もちもちとした食感で、時に思い出して食べたくなる味です。

北海道のきびだんごは、どこかボンタンアメに共通する風情があるのでした。

手にとってみると、オブラートの手触りになつかしさを感じます。おそらく、中身がべたついて指を汚すことがないようにという心遣い。噛んでみると、歯切れがよく、必要以上に歯にまとわりつくこともありません。

想像していた通り、キャラメルのような弾力ともちもちとした食感。素朴で優しい甘みがありました。

栄養成分表示をみると、1本あたり145kcal。小ぶりですがエネルギーはしっかりとある印象です。

愛知県生まれ、千葉県出身の同僚に、北海道のきびだんごを進呈したところ…。

(岡山在住約30年、RSK山陽放送報道部 武田博志記者)
「まず開封して『長い!』、触ってみて『かたい!』。想像していたきびだんごと全く違うものでした」

「ドラえもんに『桃太郎印のきびだんご』というひみつ道具があり、動物に丸~いきびだんごをパクッと食べさせたら、人間になつくようになるという代物ですが、北海道のきびだんごを動物に放り投げたら、きびだんごの角が刺さってしまうかも【画像③】と思いつつ...この素朴な味が気に入りました」

【画像③】安易に与えられない(作画:武田博志記者)

「逆に北海道の方が岡山のまるまるとしたきびだんごを見たら、どんな感想を持つんだろう、と考えると、ワクワクもしてきます」