東京都でも熱中症対策として導入を発表するなど“体に装着する”「ウェアラブル端末」の利用が広がっています。中でも今注目のアイテムとは?
コロナ禍以降人気「スマートウォッチ」
いまや街行く人も様々なウェアラブル端末を使っているようで…

指に【ウェアラブルリング】30代女性:
「いかに運動していないかがグラフで出てくる。危機感持ったり多めに歩いてみたりとか運動する習慣が少しは増えたかなと思う」
手首に【スマートウォッチ】20代女性:
「カロリー計算とか歩数とか万歩計の代わりにもなるし、おしゃれかなと思って」
家電量販店の『ビックカメラ有楽町店』(東京・千代田区)では、100種類以上の【スマートウォッチ】を取り揃え、値段は1万円以下のものから40万円を超えるものなどさまざま。
コロナ禍を通じ健康管理の意識が高まったことでシェアが伸びているといいます。

体感温度「3秒で16度下がる」
多種多様なウェアラブル端末が登場する中、今注目のアイテムはどれなのか?
IT分野ウェブメディア『ギズモード・ジャパン』で聞いてみました。

編集部・谷田貝実祈さん:
「これからの季節におすすめなのが【ウェアラブルエアコン】。着けたら”3秒で16度体感温度が下がる”と言われている」(※実際の使用状況や環境温度などの要因で変動する場合があります)

「TORRAS COOLiFY Air ネッククーラー」(1万9800円)は、丸みのあるコの字型で首にかけて使うアイテム。
電源を入れると首の後ろにあたるプレート部分が冷却。さらに側面から出てくる風はプレートにあたることでより冷たく感じるのだといいます。(※心臓ペースメーカーなど医療機器を使用している場合は医師に相談の上使用して下さい)

THE TIME,マーケティング部 山根千佳部員:
「左右から出てくる冷たい風が後ろのひんやりしたプレートをつたって全身が冷えているように感じる。これは移動の時にもぴったり」
「支払い1秒」スマートリング
続いての注目ウェアラブル端末は、【クレジットカードが搭載された指輪】。

これまでのスマートリングは健康管理目的のものが多かったのですが、「EVERING ZCシリーズ」(2万1450円)は、指輪をタッチするだけで支払いOK。もちろん電車やバスにも乗れます。

『ギズモード・ジャパン』谷田貝さん:
「事前にチャージして使う仕様なので使いすぎ防止にもなるし、アプリで簡単に利用停止ができるので紛失した時でも安心」
ICチップが内蔵されているので充電も不要。カード決済のほかにも、スマートロック機能がついた玄関のドアの解錠もできます。