大阪→別府 波及に期待

一方、外国人観光客の動向について、万博で別府のPRを行った観光案内所の稲積京子さんは、万博と別府では訪れる人の傾向に違いがあったといいます。

稲積京子さん:
「万博に来ている人は、ほとんど母国語だけで旅をされている人で、大都市の東京、大阪メインで行かれている人が多いです。別府に来ている人は、どこの国の人でも英語を話したり、日本語を話したりするので、旅としてはちょっと上級者なのかなと改めて感じました」

アジア圏からの別府の認知度は高く、稲積さんは万博の盛り上がりが今後さらに広がることに注目しています。

稲積京子さん:
「船でつながっていますので、ぜひ旅の選択肢として大阪のあとに別府というのがあるとうれしい」

万博を契機とした大分への波及効果が現れ始める中、夏の旅行シーズンに向け、各業界で期待が高まっています。