政府が備蓄米を放出 政策の方針のブレに卸売業者は?
(ギフライス 恩田喜弘社長)
「こちらがスーパーなどで販売予定の台湾産のコメ」
Q.何トン入荷した?
「(台湾米は)80トンくらい」
さらにギフライスはアメリカ産のカルローズ米も入荷しました。
このように外国産米を大量に入荷した理由は?
(恩田社長)「当初は備蓄米を売却する話はなかったので」

政府は去年秋に、新米が流通すればコメ不足の問題は解決すると言い、備蓄米の放出はしないという方針でした。
しかし、小泉大臣によって外国産米よりさらに安い古古米などの備蓄米が市場に出回ることに。目論見は外れ、倉庫に抱える大量の外国産米が売れ残らないか心配だと話します。

(恩田喜弘社長)「こうした外国産米と緊急で放出された備蓄米、両方を販売していかなきゃいけないので大変です」