『コメの高騰』が学校給食で大きな問題になる理由は?

『コメの高騰』が学校給食ではなぜ大きな問題になるのか。解説します。学校給食のコメは、35市町村が仕入れ先が同じで県学校給食会です。年間に使う量は35市町村であわせて960トンにのぼります。これに対して、単価は2025年の4月は1年前と比べると約1.5倍に跳ねあがりました。つまり、これだけの量が必要な分、高騰の影響がより大きく出るということです。

価格の安定と量の確保、そして農業政策の大きな課題が学校給食に如実に現れています。今後の政府の対応を注視していく必要があります。