日々、秋が深まる青森県内。
八甲田では初雪をまとった山がそびえるなか、木々が錦色に染まり、紅葉狩りをする人で賑わっています。

八甲田山系を走る国道103号を登るにつれて、周りの木々も様々な色に染まり、季節の移ろいを感じさせます。

標高が高い睡蓮沼では、紅葉の見頃は終わり、初冬の装いとなっていました。

山頂から里へとおりてきている八甲田の紅葉。いま、見頃となっているのは標高約900mの酸ヶ湯温泉付近です。

今週はじめの初雪をまとった山がそびえるなか、モミジやカエデが赤や黄色に染まり、この時期ならではの絶景を見せていました。

秋晴れとなった24日は、県内外から観光客も多く訪れ、紅葉狩りを楽しんでいました。

訪れた人は
「いいですね。上の方に来ると終わっていると思ったが、まだまだ大丈夫できれいでした」

バイクツーリングの人は
「ちょうど山も白く雪が降り、紅葉とのコントラストが最高」

「気持ちが良い。ちょっと寒いが寒い中のバイクも味がある」

全長360mのアーチ橋から紅葉を楽しめる城ヶ倉大橋。
八甲田でも見頃が比較的遅いこの場所も色付きがはじまっています。

谷底からの高さは約122mもあり、訪れた人は錦秋の大パノラマを楽しんでいました。

八甲田の紅葉が終わると里の木々が色付き晩秋を迎えます。