新監督は「超攻撃的なサッカーというイメージが強い」

カターレは現在、リーグ戦で12試合勝利がなく20チーム中17位と低迷。

なかでも攻撃面では16試合を終えてわずか14得点とJ2最下位に沈んでいます。

2018年から3シーズンカターレの指揮を執っていた安達監督。当時は1試合平均15本以上のシュートを放ち、攻撃的なサッカーが特長です。

フォワード陣に監督の印象を聞いてみると――

武颯選手
「まあ亮さん(安達監督)はもうあんな感じなので、けっこう気が引き締まるというか、特に僕とか一緒にやってた選手とかはちょっとびびってるというか」
碓井聖生選手(上市町出身)
「印象は『怖そう』と。つかみづらそうという印象で、サッカーでは攻撃、超攻撃的なサッカーというイメージが強いです」

26日までJ1横浜F・マリノスでアシスタントコーチだった安達監督は今のカターレを実力をどう見ているのでしょうか。

安達亮新監督
「やる気とフィジカル的な能力は高い。ただ一番足りないのは技術が足りないですね」

公開練習では31日のブラウブリッツ秋田戦に向けて、クロスからのシュートを繰り返すなど実戦的な練習に力を入れ、攻撃面の強化を図っていました。

安達監督の就任からまだ2日ですが、すでにチームの変化を感じ取る選手も――

武颯選手
「練習の中でもゴール数とかが増えてきたなというふうには感じていますし、コンビネーションも勝手に出てきたなというふうにあったので、意識だけでこんなに変わるのかなというふうにはちょっと自分も驚いてる部分もちょっとあります」
吉平翼キャプテン
「これから今シーズン残り半分、カターレ富山としてどういう戦いをしていくかっていうのを見せる大事な試合だと思うので、そこに向かってまたチームでひとつになってやっていければなと思います」

J2残留を最低限の目標に置く安達監督。就任後、サポーターにかけられた一番多かった声は――

安達亮新監督
「『おかえりなさい』ってこう言われるのはちょっと胸が熱くなるというかグッときますよね。うれしいです。本当にうれしいです。(サポーターは)僕がやるサッカーに対して共感を持って楽しんでくれればなと思います」