シュウマイをメインとした飲食店が増え、全国でも専門店が続々オープンしています。これまではどちらかというと“脇役”だったシュウマイが、なぜ“主役”に?

梅やラム肉の「変わり種」シュウマイ

平日の夜。たくさんの人で賑わっていたのは東京・赤坂にある居酒屋『焼売スタンド しじみ』。ここの名物は“変わり種”のシュウマイです。

この日の「気まぐれ焼売12個入り」(2728円)は、豚焼売の他に
▼“梅の酸味がいい”と評判の「梅焼売」
▼バジルとナンプラーの香り漂う、ほんのり甘辛い「ガパオ焼売」
▼豆板醤や山椒をいれた「麻婆焼売」
▼キーマカレーを包んだかのような「カレー焼売」
▼「エビとオリーブの焼売」という顔ぶれ。

男性客:
「全種類を4つずつぐらい頂きたい」

女性客:
「エビ焼売は海鮮の味、ダシ感スゴくいい」

東京・渋谷にある立ち飲み居酒屋『KAMERA』でも
「ちょっと“ひとクセ”加えているのがいい」(女性客)
「トマトがのっていたりラムの味があったり普通のシュウマイとは違う

トマトがのった「山形豚の熟成焼売」(2個550円)や、ラム肉のミンチを使い表面を黒米で覆った「仔羊と黒米の熟成焼売」(2個770円)と、こちらも変わり種シュウマイが人気で、月に2000人が来店するといいます。