秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線の一定の区間が、初めて通常期の価格から60%引きとなるタイムセールについて、JR東日本は、発売初日の22日に、サイトに繋がりにくい混乱が起きたことから、発売方法を変更すると発表しました。

JR東日本のタイムセールは、いずれも東京・上野・大宮で乗車または下車するものを対象に、
秋田新幹線「こまち」が、雫石から秋田駅の間、
山形新幹線「つばさ」が、米沢から新庄の間、
上越新幹線「とき」が、浦佐から新潟の間で乗り降りする区間の料金が、乗車券と指定席特急券がセットになった通常期の価格から60%の割引になるものです。

期間は、いずれも6月2日から22日までの乗車分が対象で、えきねっとのサイトなどから
6月2日から11日までの乗車分については5月22日の午前5時から、
12日から22日までの乗車分については5月23日の午前5時から、それぞれ販売されることになっていました。

JR東日本によりますと、6月2日から11日までの乗車分の販売が始まった22日の午前5時から10時ごろまで、当初の想定を遥かに上回るアクセスがあったことにより、「えきねっとWebサイト」と「えきねっとチケットレスアプリ」が繋がりにくい状態になりました。

これを受けてJR東日本では、23日の午前5時から予定していた6月12日から22日乗車分の販売方法を変更し、
秋田新幹線「こまち」は、5月27日の午前5時から、
山形新幹線「つばさ」は、28日の午前5時から、
上越新幹線「とき」は、29日の午前5時から、
路線ごとに日をずらして売り出すことにしました。

JR東日本は、「ご利用の お客さまにはご不便をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」としています。