自転車を活用して魅力あるまちづくりを考えるイベントが、17日から南さつま市で開かれています。
南さつま市で開かれているのは「全国シクロサミット」です。「シクロ」はフランス語で「自転車」という意味で、大分県に事務局がある自転車を活用したまちづくりを推進する団体が開いたものです。7回目となる今回は全国から関係者らおよそ220人が参加しました。
南さつま市は旧加世田市だった1995年に掲げた「サイクルシティ誓言」からことしで30周年を迎え、これまでに世界大会を開くなど自転車を活かしたまちづくりに取り組んでいます。
17日は、健康づくりや教育をテーマにした講演のほか、地元の子どもたちによる一輪車を使った演技や自転車の安全な乗り方が披露されました。
(参加者)
「自転車はすごく便利だしとてもいい活動」
「明日も自転車で野間池を回るイベントがあって、街づくりを自転車中心にやっていると感じる」
(熊本から参加)「自転車を通しての人づくりができればと僕も強く思った」
(南さつま市 本坊輝雄市長)「人と自然に優しい自転車なので今後も地域の中で自転車を活用できるところは自転車にしていきたい」
18日は南さつま市などを自転車で走るツーリングイベントが開かれ、およそ450人が参加する予定です。