生鮮カツオの水揚げ28年連続日本一の宮城県の気仙沼港に17日朝、去年より4日早く、今シーズン初めてカツオが水揚げされました。
気仙沼港に三重県の第18清福丸など9隻が入港し、千葉の沖合120キロの海域で16日に一本釣りで取れたカツオ合わせて308キロを水揚げしました。

カツオの初水揚げは、去年より4日早く、3キロから4キロの大型が中心で脂の乗りも良いということです。

漁業情報サービスセンターでは、今シーズンは、太平洋沿岸の海水温が低い状態が続くことから、過去20年で最も低い水準の漁獲量になると予測しています。

第18清福丸 水谷数也漁労長:
「まだ今のところ(カツオの群れが)見えないが、これから取れてくると思う」
初入札の平均価格は、1キロあたり349円で、去年を23円下回りました。気仙沼港のカツオの水揚げは、早ければ6月初旬から本格化します。