2040年、人に求められる仕事は? ロボット倫理学者などが登場か

出水キャスター:
そんななか、みずほリサーチ&テクノロジーズ調査部の主任エコノミスト・越山裕資さんは「AIの導入でうまれた“人の余力”をどこにさいていくかが重要」と話しています。

AIやロボットの台頭が人々の仕事の仕方を大きく変えるということは、もうすでにいわれています。アメリカでは今、物流の倉庫や車の製造において、二足歩行のロボットが非常にスムーズな動きで活躍しているようです。
では2040年、私たちの仕事はどうなってしまうのでしょうか。アメリカで最先端の技術やトレンドを取材している、フューチャリストの友村晋さんに聞きました。

友村さんによると、この先は▼ロボットにどれぐらいの権限を与えるかを考えるロボット倫理学者、▼飛び回るドローンを交通整理するドローン交通管制官、▼海面が上昇して船上都市で生活する人が出てきたときのための街作りの専門家、▼仮想現実(メタバース)内の建築家などの仕事が生まれると予測されているそうです。
井上貴博キャスター:
AIアナウンサーを管理する人も出てきますよね。
出水キャスター:
私たちは、できればそちら側として生き残っていきたいですね。
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<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック・アース製薬の社外取締役など