先月(4月)、京都市で起きた水道管の破損による道路の冠水を受け、香川県の池田知事は、緊急輸送道路を対象に調査を実施していることを明らかにしました。

水道管の老朽化については先月30日、京都市で破損し国道が冠水したほか、おととい、大阪市でも同様の事案が発生するなど全国で問題となっています。

きょう(12日)の会見で、池田知事は、国土交通省から今月末までに国道などの緊急輸送道路に埋設された鋳鉄管の緊急調査を行うよう要請があったとして、調査に入っていることを明らかにしました。

また池田知事は県の水道管、約8000キロのうち半分の4000キロが鋳鉄管よりも耐久性が高いものだとし、年1回行っている点検でも昨年までの3年間に異常は見つかっていないと述べました。