今の現場にはマンションの一部残り「慰霊の場」に

 JR西日本は7年前、事故現場を慰霊の場所として整備しました。「祈りの杜」と名付けられ、慰霊碑などが設置、敷地内には「事故を伝える空間」も作られ、事故直後の写真などが展示されています。電車が衝突した9階建てのマンションは衝突の痕が残る1階から4階部分以外は解体され、悲惨な事故現場が住宅街から見えないよう配慮されています。