「被害者の死をむだにしたくない」更なる声を上げる必要性


 大森さんら遺族は年に一度、シンポジウムを開いています。組織罰を実現する法制度がまだ成立しておらず、一般の人に向けて必要性を伝え続けるのが目的です。大森さんは参加者らに必死に訴えました。

(大森さん)「私たち遺族としては被害者の死をむだにしたくないという気持ちもあります。法律はやはり国民のためにある。遺族としては、悲惨な事故が二度と起きてほしくない。再発防止、未然の防止をはかるためには一般の皆さんの声も拾っていきたい」