「毒針毛」を持つ?!チャドクガ 触ってないのに炎症が...
これから夏にかけて、市街地の生垣などに大量に発生する毛虫がいます。それは「チャドクガ」の毛虫(【画像①】)です。
岡山では例年、ゴールデンウィーク明けごろから徐々に幼虫が見られるようになり、「ツバキ」「サザンカ」などに発生、葉を食べつくします。
チャドクガの毛は「毒針毛」といって、毒を持っています。一匹に30万本以上あるというこの毛に触れると、かぶれて発疹や強烈なかゆみに襲われます。

また毛に触れなくても「その体の毛が飛んでくるだけで」皮膚に炎症が起きる毒を持っていると言われていて、注意が必要です。
以前、屋外で作業をしていた女性はチャドクガに触れた覚えはないのに、【画像②】のような症状が出たといいます。

(症状が出た女性)
「夜も眠れないくらいかゆかった。手から一気に首へ広がっていきました。毛虫はいたのは見たんですけど、そんな近くには行ってないつもりだったんですけど」