【黄砂に関する気象情報】鹿児島・熊本・宮崎 に発表
鹿児島県・熊本県・宮崎県では、6日(火)夜のはじめ頃から8日(木)にかけて黄砂が飛来し、視程が10キロメートル未満となる見込みです。所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。屋外では、所により黄砂が付着するなどの影響が予想されます。視程が5キロメートル未満となった所では、交通への障害が発生するおそれがありますので注意してください。なお視程とは、水平方向で見通しの効く距離です。
《黄砂のシミュレーション6日(火)~9日(金)》を画像で掲載しています。
黄砂は中国大陸から
黄砂は東アジアの砂漠(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂じん(砂やちり)が、上空の風によって運ばれ日本にやってきます。中には〈黄砂〉が太平洋を横断し、北米やグリーンランドへ輸送されたことも報告されています。

黄砂の粒子を比較すると(1マイクロメートルは1mmの1000分の1)
髪の毛 > スギ花粉 > 黄砂 > PM2.5 となっています。

黄砂はスギ花粉より粒子が小さいため、マスクの隙間などから入りやすく、黄砂を吸い込むと、アレルギー症状が出たり、ぜんそくが悪化する場合があるようです。
黄砂飛来時には屋外で長い時間過ごすと症状がでやすいため、呼吸器に疾患がある小さなお子様や、高齢の方は、体調に応じて外出を控えてもいいかもしれません。