(愛知医科大学眼科クリニックMiRAI視能訓練士 岡部有希子さん)
「オルソケラトロジーです」

愛知医科大学のクリニックでは7歳から10歳の近視のこどもたちには夜寝ている時にだけつけるハードコンタクトレンズ、「オルソケラトロジー」による予防を勧めています。

寝ている間、長時間動かない眼球に装着することで網膜の形を矯正することが可能になると言います。朝起きたらこのコンタクトははずすことになりますが、はずした昼間はピントが正常な位置に戻っているので裸眼で物がはっきり見えるといいます。取材したサッカー教室にも利用して1年という小学生が。

(オルソケラトロジー着用の小学生)
「夜着けて朝起きたら外して、起きたときにちょっと目が良くなるみたいな」
Q昼間は支障ない?
「結構見える」

「オルソケラトロジー」は現在、自由診療のため治療費はおよそ10万円から20万円ほどと高額ですが、子どもの近視予防として世界で注目されています。生涯取り替えることの出来ない目。一度、お子さんの生活習慣をチェックしてみてはいかがでしょうか。