隠していた食料が無くなる 「食料を取らないでください」手紙を置くと

戦況を知るすべもないまま、木の上の生活を始めて2年。
あることがきっかけで山口さんたちは終戦の事実を知ることになります。
(山口さんの次男 輝人さん)
「(小屋に)食料を隠しておくと、それがなくなっている。どんどんなくなっている」
山口さんたちが小屋に隠していた食料が何者かに盗まれていました。
2人が「食料を取らないでください」という手紙を置くと、その数週間後…
(山口さんの次男 輝人さん)
「『日本の兵隊さん、戦争は終わりました、終わりました』と繰り返し、繰り返し、呼んでくださったと話しました」

この島の住民からの呼びかけにより、終戦を知った2人。
戦争が終わって2年が経っていました。
