東京では、新型コロナで影響を受けた飲食店を支援する「GoToイート」事業を26日から再開しました。食事券を購入すると、最大25%上乗せした分を飲食店で利用することができるものですが、申し込み方法や都民以外も申し込めるのかといった気になる疑問を解説していきます。

■東京でも 2年ぶり「GoToイート」再開  購入金額の最大25%分お得

井上貴博キャスター:
GoToイートは、10月26日再開です。東京で飲食する場合は全国どなたでも利用できるもので、元々はコロナ禍で苦しむ飲食店を支援するためのGoToイート。プレミアム付き食事券は、購入金額の最大25%分を上乗せした分を飲食店などで利用できるというものです。各都道府県では予算を使い切っているんですが、東京と大阪はまだ予算が残っていて、東京と大阪ではGoToイートを引き続きやっていこう、販売再開となりました。

井上キャスター:
2020年9月、GoToイート事業を農水省が始めました。自治体が発行するプレミアム付き食事券、あとはグルメサイトで予約して飲食すると、次回使えるポイントを付与するというものです。この主な二つのやり方がありました。今回再開されるのは、この自治体が発行するプレミアム付き食事券です。東京都では2020年11月20日に販売を行いましたが、(販売開始から)1週間後、感染拡大してしまったということで、飲食店は、時短営業などになる中で、GoToイートを並行して行うのはおかしいのではないかということで、利用自粛の呼びかけとなりました。ですから、予算を使い切ることができずに、ほぼ余っています。2022年10月中旬に利用の再開を発表しました。そして10月26日で、約2年ぶりに利用が再開されました。2年のタイムラグがあるので、この時はどうなってたのかな、この時に予約していた人をどうすればいいのか、そういった疑問もあると思います。

■2年前に購入した食事券も使用可能

井上キャスター:
アナログとデジタルで2種類の食事券があります。2年前に購入したアナログの食事券については、今すぐに使用することができます。デジタルの食事券については、2年前に当選していた皆さんは、当選確認メールが既に送られているようです。実際にNスタのスタッフにデジタル食事券が2年前に当選していた者がいるんですが、26日の午前10時過ぎにメールが送られてきています。メールの指示に従い購入すると、26日から使用することができるということです。