松本市の上高地で、山岳観光シーズンの幕開けを告げる開山祭が開かれました。

雲一つない青空と残雪の穂高連峰が姿を見せた27日の上高地。


梓川にかかる河童橋のたもとには観光関係者およそ90人が集まり、2000人近い登山客や観光客が見守る中、今シーズンの安全祈願を行いました。

岐阜県から「初めて(上高地に)来たんですけど、日本にもこんな素晴らしいところがあったんだとあらためて感じた」

上高地観光旅館組合・青栁浩一郎組合長「河童橋、大正池、明神といろいろありますので、そちらをぜひ堪能していただきたい」


周辺の店の営業は26日から始まっていて、トレッキング姿の登山者の姿も目立ちました。

大型連休は今のところ天気の大きな崩れはなさそうで、今年は去年の150万人を上回るにぎわいが予想されています。