車で出かける機会が増えるのに伴い車のトラブルも増えるゴールデンウィーク。事前に気を付けたいポイントを専門家に聞きました。

「最長11連休のゴールデンウィークがいよいよ明日から始まります」

長野県からの観光客「今長野から来ていて。ゴールデンウィーク前にゴールデンウィークしようと思って。Q・長距離走る前にタイヤとか見ますか? タイヤは見ないな。そんなに気にしたことはなかったですね」

JAF長崎支部によりますと、去年のゴールデンウィーク期間における県内の出動件数は704件で、トラブルの内容としてはバッテリー上がりやタイヤのパンク・バーストが上位を占めています。

JAF長崎支部推進課事業係・奥田美有さん「大型連休、年末年始やゴールデンウィーク、お盆は特に出動件数が多くなりますので、JAFも人員を多く配置して備えております」

故障や事故を防ぐためのチェックポイント

奥田さん「1つ目はタイヤの溝、2つ目は空気圧、3つ目は外観をチェックしていきたいと思います。タイヤの側面に三角マークが複数箇所ございます。三角マークの先を辿っていくとこの溝の中に凸凹したものがございますので、ここの高さが外の側面と一緒になると非常に危険だっていうサイン、溝がないっていうサインになりますので、タイヤの交換をお願いしております」

空気圧は車ごとに設定された数値を運転席側の表記で確認し、適切に調整することが大切です。

奥田さん「一番いけないのは、タイヤにヒビが入っていたりするとバーストの原因になりますので、タイヤハンドルをちょっと動かしていただいて、見やすいような形にしてから、釘など刺さっていないか、ヒビ割れなどないか。ゴールデンウィークは特に、普段走らない道、普段動かしてない車が運転する機会が多いかと思いますので、乗る際は必ず事前点検をしっかりしていただいて運転に集中してハンドルを握っていただきたいなと思います」

このほか、長崎県は後部座席のシートベルト着用率が全国平均より低いことから、JAF長崎支部ではシートベルト着用の徹底も呼びかけています。