皇室に受け継がれた絵画や工芸品を展示した特別展のオープニングセレモニーが、山梨県立美術館で行われました。

特別展「皇室の美と山梨皇居三の丸尚蔵館の名品」展があす26日に開幕するのに先立ち、きょうはテープカットなどの式典が行われました。

この特別展は、皇室に代々受け継がれた美術品を保存・研究している皇居三の丸尚蔵館が所蔵する絵画や工芸品など約70点を集めたもので、県内で初めての公開です。

このうち明治から大正時代に活動し山梨に住んだこともある画家、野口小蘋の屏風絵は、縦2m30cm横5m20cmの屏風2隻からなる巨大なもので、大正天皇即位の際の式典で飾られたものです。

この特別展は甲府市の県立美術館で4月26日から6月1日まで開かれます。