最後の“親孝行” よみがえる生前の面影

(小山さんの娘 美寿々さん)「私たち理美容師なので、(シャンプーは)市販ではなくサロンで使うもの」

(娘・弘子さん)「いい香り。美容室でも背中が曲がっているので、シャンプー台にのれなかった。美容室に行ってもシャンプーはしていなかった。すごく喜んでいると思う」

(息子の妻・由紀子さん)「私ヘルパーをやっているんですよ。よその方のお世話ばかりして、お母さんのお世話ができなかったのが悔しい。そのために資格を取ったのに…」
(小山辰己さん)「まだこの辺りにいるので、見ていらっしゃると思いますよ」

爪にはネイルも。

(娘・弘子さん)「これも親孝行」

生前使っていたのと同じ控えめな色の口紅をさします。

(娘・弘子さん)「こんな感じやった、化粧すると。元気な時の母の感じです」

よみがえる生前の面影。

(娘・弘子さん)「どこかへお出かけする感じやわ」

そして最後に美寿々さんから贈り物が。