現場の近くに農業用の水があることを知っていた

サンマリンスタジアム、およそ8個分に相当する23ヘクタールが燃えた鏡洲の山林火災。
「清武側」と「木花側」の2つの方面から消火活動が行われ、それぞれで消防団が重要な役割を担いました。

まず、清武側では…
(宮崎市消防団 中邨 誠 さん)
「ここにパイプラインの立ち上がりがあります。ここから水がこういう感じで出るんですね」

ふだん、この場所で日向夏などを栽培し、消防団にも所属している中邨誠さん。
山林火災が発生した当時、現場の近くに農業用の水があることを知っていたため、スムーズな消火活動につながりました。

(玉岡克希記者)
「これがなければ鎮圧鎮火がもう少し遅れていた可能性も?」
(宮崎市消防団 中邨 誠さん)
「清武が管轄していたエリアは、延焼がこの水のおかげでだいぶ食い止められた感想は自分は持ってます」
