この春、福島県内で花見や歓迎会を開催した企業の割合は、2割あまりに留まっていることが分かりました。

民間の調査会社「東京商工リサーチ」が県内の企業90社に調査をしたところ、この春、花見や歓迎会を「開催した」または「開催する予定」と回答した企業の割合は23.3%で、去年よりも1ポイント少なくなりました。コロナ禍前の2019年の調査では開催率はおよそ6割となっていて、依然としてコロナ禍前の水準には戻っていません。

全国平均は23.8%で、最も高かったのは、熊本県の36.5%、最も低かったのは、滋賀県で8.5%でした。

東京商工リサーチでは、慣例行事は一度途切れると再開は難しく、個人と会社の距離は変わりつつあると分析しています。