今月13日に大阪で開幕した「大阪・関西万博」。鹿児島県内から家族で参加した男性は、貴重な経験ができたと話しています。一方、会場は混雑していて、これから行く人は時間に余裕も持っていった方がよさそうです。

13日に開幕した大阪・関西万博。オープニングでは「1万人の第九」の合唱がありました。鹿児島市の藤喜一さんも抽選で選ばれ、妻と子どもの家族4人で参加しました。

会場のシンボルにもなっている巨大な「大屋根リング」の上から歌いました。

(鹿児島市・藤喜一さん)「でかいなと。テレビで見ていたが、どういうのだと思っていたが、これかと。1万人で歌を歌うことはないし、みんなで気持ちを合わせて歌うのは良い感覚だった。良い経験ができた」

出演者として参加した後、家族で会場も見学。1000年後の人間とアンドロイドが融合した世界や、最先端の医療技術を体験できるコーナーなどに、2人の中学生の子どもたちも楽しんでいたということです。

(鹿児島市・藤喜一さん)「不思議な世界だなと思ったが、そういうことを普段考えることもないので、1000年後の地球がどうなっているのかと考えるのも面白いもんだなと。(子どもたちも)楽しんでいましたね」

ただ、会場内では事前予約が必要な施設も多く、これから会場に行く人は、時間に余裕を持つことなど準備が必要だと話します。

(鹿児島市・藤喜一さん)「今回思ったのが、ちゃんと事前に準備をして予約しないと入れないブースが結構あった。疲れた。きのうは14万人入ると言っていたが、とにかくすごい人で、どこに行っても行列。会場から出るのも1時間ぐらい行列。そういう意味では、準備を入念にした方が良い」

大阪・関西万博は、10月13日まで半年間開催されます。