師走の京都、都大路への切符をかけた山形県高校駅伝競走大会がきょう、長井市で開かれ、
男子は東海大山形が6連覇、女子は山形城北が2年ぶりの優勝を果たしました。

女子は13チームが出場。
21.0975キロを5人でタスキをつなぎました。
1区はスタート直後から山形城北、酒田南、東海大山形の前評判の高い3チームが先頭集団を作ります。

このあと中盤で山形城北の森谷乙葉(もりやおとは)が去年の覇者、東海大山形を引き離します。
独走態勢を作り、トップでタスキを渡します。
続いて酒田南、山形東は3位と健闘しました。
2区以降、山形城北は去年3位の悔しさを胸に後続のランナーが気合の入った走りを見せます。
最後は奥山悠華(ゆうか)が喜びのフィニッシュ。
2年ぶり30回目の優勝を果たしました。

山形城北 アンカー
奥山悠華選手
「ダントツで優勝することが出来て、(みんなを)都大路に連れていけるので、すごく嬉しい」

男子は14チームが出場。
42.195キロを7人でタスキをつなぎました。

エースが揃う1区は序盤から中盤にかけ酒田南、九里学園、東海大山形、山形南の4チームが先頭集団で引っ張ります。
中盤で山形南が遅れ、トップ集団は3人に、そして8キロ過ぎに東海大山形の設楽琉惺(したら りゅうせい)が満を持して飛び出します。
後続に差をつけ、トップでタスキを渡します。
選手層が厚い東海大山形はその後、危なげない走りで後続を寄せ付けません。

最後はアンカー長澤遼(りょう)がフィニッシュ。
6年連続20回目の優勝を飾りました。

東海大山形 アンカー
長澤遼選手
「しっかり6連覇できて嬉しい。連覇できるか心配でプレッシャーもあったが、プレッシャーに勝って優勝できて良かった」

男女の優勝校は12月25日に京都市で開かれる全国大会に出場。
また男女の上位4チームは来月10日、秋田県で開かれる東北大会に出場します。

【男子】
①東海大山形②酒田南③九里学園④山形南
【女子】
①山形城北②東海大山形③酒田南④鶴岡東