山形県天童市できょうから菊の花の展示会が始まりました。
若い人への魅力発信へ、試行錯誤されているようです。

花びらが幾重にも重なる「厚物」(あつもの)や、小さな花が集まったドーム状の作品も。

天童市ではきょう、市内の菊愛好家の作品を集めた菊花展が始まりました。

天童菊の会 佐藤政幸 会長
「ことしは45回の節目の菊花展になるのでフォトコンテストも実施する」

菊の会のメンバーはほとんどが70代以上の高齢者。

若い人への菊の魅力発信が課題なんだそうです。

そこでこんなものも登場しました。

天童菊の会 佐藤政幸 会長
「駒のかたちをしたものをつくり真ん中に顔を入れて写真を撮れるように工夫した」

写真映えしている?顔はめパネルです。

ほかにも天童市をPRする「将棋の女王(こまのじょおう)」との撮影会を企画するなど、
とにかく写真を撮ってコンテストに応募してほしいのだとか。

天童菊の会 佐藤政幸 会長
「(写真で)多くのお客さんに天童の菊をPRしてもらい、
 秋のお祭りの一つとして定着できるようになればありがたいと思う」

菊花展は、来月6日まで、天童市のわくわくランドで開かれています。