甘さにこだわった松山のソウルフード 誕生のきっかけはなんと…!
そんな愛媛の「甘~い」食べものを象徴するのが、松山市内にある創業45年の居酒屋「瓢太」の中華そば。地元民に愛される味ですが、その味付けはもちろん…

女性客
「甘みがけっこう強い」
男性客
「甘い感じがしておいしい」
詳しい製法は企業秘密だが、チャーシューの煮汁に醤油などを加え、味のベースを作っているという。
なぜ、これほど甘さにこだわった味付けが生まれたのか?
3代目店主の加藤大(だい)さんに聞いてみると。
瓢太3代目店主・加藤大さん
「僕も先代からは直接聞いたことはないです」
なんと、先代の父・正(ただす)さんからレシピを引き継いだため、この味付けが生まれた経緯は知らないという。
――どんな味付けがこの甘さを生み出している?
加藤大さん
「ベースになる醤油が甘いのでそこから来ている。自然にその甘さになったという感じ」
言われてみれば、愛媛県外出身の人間からすると、飲食店で食べる料理だけでなく、県内メーカーが販売する調味料は、市販のものでも甘いと感じるものが多い。※北海道出身の担当記者談
料理の「さしすせそ」を一覧にすると…こういうことである。

【他地域】
砂糖…甘い
塩…しょっぱい
酢…すっぱい
しょうゆ…しょっぱい
みそ…しょっぱい
【愛媛県】
砂糖…甘い
塩…しょっぱい
酢…すっぱい
しょうゆ…甘い(?)
みそ…甘い(?)