JR大分駅ビルのアミュプラザおおいたにある「CITY SPA てんくう」。地上19階の浴室と20階の露天風呂から海・山・街を一望できます。
天気が良い日の日没前後の時間帯。鮮やかな夕焼けから濃い青の空が暗くなり、街の明かりに灯がともる――この景色を温泉に浸かりながら眺めていると、嫌なことはすべて忘れます。

また、去年7月からは毎週金曜日に、タオルを使って熱とアロマの蒸気を客に届けるパフォーマンス「アウフグース」をサウナ室で始めました。てんくうにはタオルを扇ぐ“熱波師”が男女合わせて7人もいて、設備だけでなくコンテンツの充実にも力を入れています。

入浴料金は1800円からで、大分の温泉としては安くありませんが、絶景やアウフグースに癒されるため、年間約15万人が利用しています。最近は、若い男性客やカップルの日帰り利用も伸びているそうです。
施設の責任者は「長期出張のビジネスマンが多いので、休日に過ごす場所の1つとして提案しています。てんくうにはカフェスペースもありますので、お風呂上りにカフェでパソコン作業をしてもらえるような“ワーケーション”という選択肢を知ってもらいたいです」と話しています。