2024年元旦に発生した『能登半島地震』で体育館が被害を受けた新潟工業高校で、バスケットボールの練習試合が20日に行われました。
地震後に練習場所を提供してくれた学校に感謝する記念試合です。
試合前に庭野智監督は、部員に声をかけました。
【新潟工業高校 バスケットボール部 庭野智監督】
「きょう来てくれるチームは、1年間 本当にお世話になったチームだから…」
「コートもすごくキレイだしさ、こういうコートでできる喜びをちゃんと表現して、楽しんでやっていきましょう!」

能登半島地震による液状化現象の影響で体育館が被害を受けた新潟工業高校。
練習ができなくなったバスケ部に手を差し伸べたのはライバル校たちでした。
胎内市の開志国際高校のほか、県内の大学などが練習場所を提供したのです。

【開志国際高校 バスケットボール部 富樫英樹監督】
「同じ目標に向かってお互い頑張っている子どもたちを、支援とまではいかなくても、助けていくのはお互いさまだと」

2024年10月に始まった本格的な復旧工事の間も、協力を申し出てくれました。