全ての平均変動率は4年連続で上昇したものの上昇幅は縮小
商業地、住宅地、工業地全ての平均変動率はプラス1.0%と4年連続で上昇したものの上昇幅は0.4%に縮小しています。

これは能登半島地震の影響が初めて評価され、被害の大きかった能登地方の市や町の変動率が全用途でマイナスになったことを受けています。

地価公示石川分科会・西郷悟代表幹事「能登地区についてはそもそも人口減少による過疎化、少子高齢化とうい問題があって地価がずっと下がっているという状況だったんですがこれらの自然災害により人口減少のスピードが上がった。不動産に対する需要が減っているというような要因が見られて能登地方については昨年に比べて下落率が大幅に拡大している」
特に住宅地の変動率が顕著で輪島市鳳至町がマイナス14.5%と全国で最も下がったほか最下位の10地点全てが能登の市や町となりました。