商店主「土地が上がった実感は全くない」

いづみや井筒幸夫さん「土地が上がった実感はまったくない。関西方面の客は減っているが関東方面からの客が増えていて今まで通りの客に来ていただいている。早く大阪までつないでもらって関西の客が今まで以上に来てもらえれば(新幹線の)効果がある」
西郷代表幹事は、能登地方の人口減少がこのまま続くと地価は下がり続け、一方で、新幹線効果が順調に推移すれば加賀地方の上昇傾向は続き、明暗が分かれていくと分析しています。
石川県内で最も地価の高い地点は商業地で金沢駅前の金沢市本町2丁目で1平方メートル112万円。
この場所の地価が最も高かったのはバブル経済崩壊後の1993年頃、1平方メートル315万円でした。その後、一旦は下がったものの北陸新幹線の金沢開業後、観光客数の増加に比例するように地価も上昇し続けています。
能登の復興はまだまだ先が見えない状況ですが、県内全域では新幹線の開業効果が現れているようです。