納豆の年間購入額や日本酒の製造量、1位はイメージと違う?

山内キャスター:
ランキングがイメージどおりにならない食べ物も、実はいろいろとあります。

たとえば「納豆といえば水戸」と思うかもしれませんが、総務省による家計調査の年間購入額では、水戸市は4位です。

<納豆 年間購入額>(総務省 家計調査)
●1位:福島市…6865円
●2位:盛岡市…6591円
●3位:秋田市…6476円
●4位:水戸市…6346円
●5位:青森市…6289円

東北が1~3位を占めています。

全国納豆協同組合連合会の担当者は「納豆は東北の山間部では冬の貴重なたんぱく源として長く食べられてきた」としています。

東北にはいろいろな納豆メニューがあり、岩手では炒め納豆、山形では納豆汁、福島では馬肉と納豆を混ぜて食べているようです。

このようにイメージと違うランキング。実は日本酒の製造量1位は兵庫です。

●1位:兵庫…85359kL
●2位:京都…52337kL
●3位:新潟…30375kL
●4位:埼玉…16875kL
●5位:秋田…12321kL
(国税庁より)

清酒製造の約4割で使用されている「山田錦」は兵庫県で誕生した酒米で、生産量も1位(約6位)となっているため、酒蔵や製造量の多さにつながっているようです。