小児がん経験者の支援に役立ててもらおうと、JAバンク新潟が12日、患者を支援するNPO法人『ハートリンクワーキングプロジェクト』に、定期貯金残高の一部を寄付しました。

『ハートリンクワーキングプロジェクト』では、小児がん経験者の就労を支援しています。
JAバンク新潟では8年前から、小児がん患者の支援に役立ててもらおうと『小児がんの子どもによりそう定期貯金』を販売しています。
個人で10万円以上を1年以上預けると、残高の0.05%をJAバンク新潟が寄付する仕組みで、個人負担はありません。

今回は、およそ40万円の寄付となりました。
【NPO法人 ハートリンクワーキングプロジェクト 林三枝 副理事長】
「全国から小児がん経験者の就労できない人たちを募集して来ていただいているんですが、やはりそこでは当然人件費もかかりますし、最低賃金も上がっております。このようにご寄付を下さった企業様に本当に感謝しております」

【JAバンク新潟県信連 島本春幸 理事長】
「なかなか課題があって困っている小児がん経験者が、より社会で活躍できるようなかたちで生かしていただきたい」

JAバンク新潟は、4月1日から募集を始める次年度の“定期貯金”では寄付率を0.1%に引き上げるとしています。