日本で年間1300件発生する山林火災 南米では日本全土の2.3倍の面積焼失

 日本の山林火災は2022年までの5年間で年平均約1300件発生しています(林野庁)。おととしには約1299件発生しています(総務省消防庁)。
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 2023年から世界各地で大規模な山林火災が発生しています。主なものを以下にまとめました。
・フランス南西部の村 焼失面積:約500ha 約2000人が避難
・ポルトガル 焼失面積約:8400ha 約1400人が避難
・ハワイ・マウイ島 114人以上が死亡 約3000棟が被害
・カナダ 1037か所で火災発生 焼失面積:約1400万ha
・カリフォルニア(今年) 約3400ha以上が焼ける 被害1万6000棟

 山林火災に詳しい日本大学の串田圭司教授によりますと、去年南米で起きた山林火災での焼失面積は、日本全土の2.3倍の大きさだと話します。そして、山林火災での焼失面積は過去20年で倍増しているということです。