新たな【台風のたまご=熱帯低気圧】発生へ

気象庁の11月1日(土)の予想天気図に「熱帯低気圧」の予想が出てきました。熱帯低気圧は「台風のたまご」とも呼ばれます。

日本で最も遅い台風上陸の記録は、1990年11月30日に和歌山県南部に上陸した「台風28号」で、記録的な高温となった今年は、新たな「台風のたまご=熱帯低気圧」の動向にも注意が必要です。

31日(金)~11月9日(日)《雨風シミュレーション》《全国各都市の週間予報》を画像で掲載しています。

11月1日(土)予想天気図「熱帯低気圧」を表す「TD」

気象庁の予想天気図によると、フィリピンの東側で「熱帯低気圧=台風のたまご」を表す「TD」が表示されています。「TD」とは「TROPICAL DEPRESSION」の略で、日本語では「熱帯低気圧(最大風速34ノット未満)」の意味です。

最大風速34ノットとは最大風速17.2mのことで、この最大風速が17.2m以上になれば「台風」になります。

11月1日(土)午前9時の予想天気図   (気象庁HPより)

これとは別に、日本のすぐ近くに台風並みの「爆弾低気圧」が予想されていて、31日から2日にかけて、列島は大荒れの天気になりそうです。

31日(金)~11月2日(日)にかけて日本を通過する「爆弾低気圧」については《【爆弾低気圧】3連休前半 日本列島 警報級大雨 暴風のおそれ》にまとめています。

31日(金)から11月9日(日)にかけての雨・風シミュレーションを見ていきましょう。