後継者不足に、コメ価格は上昇しても全然儲からないコメ農家
新潟県南魚沼市で魚沼産コシヒカリを作る高村良一さん(67)。

全国で最もコメの収穫量が多い新潟県は、今年の目標生産量を去年より3.5%多い約56万トンに設定。
高村さんの田んぼでは、多くを主食用として生産しています。さらに生産量を増やすには田んぼを増やす必要がありますが、今年の増産分は1ヘクタール分にとどめました。
コメ農家 高村良一さん
「うちは1回の水の確認で37キロ走らないと、全部の田んぼを見れない。1日70キロは走らないといけない」

栽培面積が広いうえに田んぼは各地に散らばっていて、これだけの栽培面積となったのは、作り手がいなくなった田んぼを受け入れてきたからだといいます。
さらに、コメの価格上昇に伴って、農家の収入が増えているわけではないといいます。
コメ農家 高村さん
「農家は24年秋にみんなに販売していますので、そのあと米価が上がろうが農家はほとんどメリットがないというのが現実です。農家が全然儲かっていない状態です」

コメ農家の数は、2020年には約70万戸となり、50年で7分の1に減少しました。
加えて、コメ農家の平均年齢は全国で68.9歳。高齢化と後継者不足などで農家離れに拍車がかかっています。














